Archive for the ‘コラム’ Category

【zoom勉強会】「弁護士×Youtubeの可能性」開催のお知らせ

2024-02-28

2024年3月26日(火)開催決定!

概要

「売上がなかなか伸びなくて、不安だ」
弁護士であれば、このような悩みを抱いている方は多いと思います。今回お話いただく徳田先生も同じような悩みを持ち、何かよい方法はないかと模索している中で、ビジネスYoutuberになるという選択肢を選ばれました。
3年3ヶ月間、YouTubeに動画をアップロードし続け、チャンネル登録者数4,500人を超え、ようやくYouTube経由で事件を受任できるようになった徳田先生。
今回は弁護士のほか、相続診断士や家族信託専門士としても活躍されている徳田先生が、これまでYouTubeチャンネルを育ててきたノウハウとプロセスを公開し、弁護士の集客について、参加者の皆様と議論させていただきます。
弁護士の集客について興味がある方は、ぜひご参加ください。
お待ちしております。

 

講師

 

徳田 隆裕(弁護士/相続診断士/家族信託専門士)

 

労働者側での労働事件が専門。

解雇,残業,労災,パワハラといった労働問題で困っている労働者を笑顔にするため日々尽力している。労働事件において,最高裁判所の前で「勝訴」ののぼりを掲げられるような,働く人を勇気づけられる最高裁判例を勝ち取り,働く人が報われるように社会を変えていくことが夢。両親,妻,3歳の長女,1歳の長男の6人家族であり,最近は家族との時間を大切にするために,労働生産性を向上させようと試行錯誤中。趣味は,子供と遊ぶ,運動をする(金沢弁護士会野球部に所属),美味しいものを食べる,読書,登山など。

 

 

◆場 所 :Zoomを使用してのオンライン開催です。

 

◆日 時 : 2024年3月26日(火)18:30~20:30

 

◆参加対象者: 弁護士、司法修習生、ロースクール生、学生、非会員

 

◆参加費 :無料(全員)
※ベンラボ年会費は10,000円

 

○お申込み
⇒ FAX:03-5911-3217
⇒ フォーム:https://ssl.form-mailer.jp/fms/9e09443b170975
※開催前日(3月25日)18時までのお申し込みをお願いいたします。
お申し込みの方に、Zoom参加用URLをお送りします。
※スムーズな確認のため、司法修習生・ロースクール生・学生の方はお申し込み時に備考欄等に記載いただけると幸いです。
当日お昼12時までにZoomURLが届かない場合は、迷惑メールフォルダを確認のうえ、お早め(セミナー開始時間前)に事務局宛にメールください

 

○お問合せ
⇒ メール:info@benlabo.org (ベンラボ事務局)

デジタル時代の弁護士の未来を考える 法務領域における生成AI学【基礎編】

2024-02-08

2024年2月28日(水)開催決定!

 

概要

2022年11月30日。
後に歴史の教科書にも載る可能性があるこの日、OpenAI社が開発したテキスト生成AI「GTP-3.5」を活用したチャット形式のWebサービス、ChatGPTが公開されました。
公開後5日間でユーザー数100万人、2ヶ月間で1億人という驚異的な拡がりを見せたこのサービスが公開されて早1年と3ヶ月。
この間に生成AIというジャンルが生まれ、文字通り「世界を変えた」と言っても過言ではない現象が今尚続いている、というのは皆様異論がないと思います。
そうは言ってもこの世界を変えているサービスについて、こんなお悩みがある方も居るのではないでしょうか?
 
「まだどんなものかうまく掴めていない」
「誤った情報ばかり出力されると聞いて触っていない」
「触ってはいるものの、もっといい使い方があるような気もする」
「他の人はどう使っているか知りたい」
「そもそも情報漏えい等の観点で、利用してはいけないのではないか?という不安がある」
 
そんなお悩みをお持ちの皆様、朗報です。
今回は生成AIの歴史から、その基本原理と概要、想定すべきリスクとその対処法、実際の利用方法について、解説させて頂きます。
 
講師はベンラボサポーターの株式会社ゼウス 桂氏です。
皆様、万障お繰り合わせの上、ぜひご参加ください。
お待ちしております。

 

講師

 

桂 正典(株式会社ゼウス 代表取締役)

 

ベンラボITサポーター。

大手通信事業者における顧客管理システムの要件定義、設計、

運用などを経て、2010年に起業。

2013年からミャンマーへ進出、翌年には現地法人を設立し、

ITの教育及びオフショア開発を手がける。

2016年1月、ハワイで実施されたPTC’16(総務省支援

イベント)において、日本のベンチャー企業代表として登壇。

2019年、発展途上国における人材育成事業において、日本ITU

協会奨励賞受賞。

同年、ハンガリーにおいて総務省支援のもと、国連下部組織主催のイベント、ITUテレコム

ワールドに登壇。

2023年、スペイン・バルセロナで開催されたMWC2023の日本パビリオンに出展。

WEBシステム全般に対する豊富な知識と、WebRTC,WEB3などの様々な最新技術を用いた

プロジェクトに取り組んだ経験をもつ。

 

 

◆場 所 :Zoomを使用してのオンライン開催です。

 

◆日 時 : 2024年2月28日(水)18:30~20:30

 

◆参加対象者: 弁護士、司法修習生、ロースクール生、学生

 

◆参加費 :ベンラボ会員・司法修習生・ロースクール生・学生:無料
非会員:5,000円【同時入会の場合無料】

※ベンラボ年会費は10,000円

 

○お申込み
⇒ FAX:03-5911-3217
⇒ フォーム:https://ssl.form-mailer.jp/fms/9e09443b170975
※開催前日(2月27日)18時までのお申し込みをお願いいたします。
お申し込みの方に、Zoom参加用URLをお送りします。
※スムーズな確認のため、司法修習生・ロースクール生・学生の方はお申し込み時に備考欄等に記載いただけると幸いです。
当日お昼12時までにZoomURLが届かない場合は、迷惑メールフォルダを確認のうえ、お早め(セミナー開始時間前)に事務局宛にメールください

 

○お問合せ
⇒ メール:info@benlabo.org (ベンラボ事務局)

【ZOOM勉強会】「修復的司法の本質とは? ー傷ついた当事者の和解を探る-」開催のお知らせ

2024-01-11

2024年1月24日(水)開催決定!

 

 

概要

修復的司法は、刑事事件の被害者加害者の直接対話だと思い込んでいませんか? 今回は、修復的司法の祖父と呼ばれるハワード・ゼア博士の、日本で唯一の直弟子である石原明子氏(熊本大学)に、修復的司法の本質をお話いただきます。世界的には、修復的司法は、被害者と加害者の直接対話でもなく、刑事事件に限られたものでもなく、加害者や被害者が不在の場合にも応用されています。「傷ついた当事者の和解や人生再生のための実践哲学」として位置づけられています。
参加の皆さんには和解や当事者支援を探るうえで、修復的司法の本質を弁護士実務に活かしていただこうと思います。

 

講師

 

石原 明子 先生(熊本大学 准教授)

 

東京都生まれ。国際基督教大学教養学部理学科卒業(教養学士)、京都大学大学院文学研究科修了(文学修士)、カリフォルニア大学バークレー校公衆衛生大学院修了(公衆衛生修士)、イースタンメノナイト大学大学院 紛争変容・平和構築大学院資格(修復的正義・開発学)
京都大学大学院時代の高校非常勤講師の時代に教師が天職だと感じ、自分で将来は学校を創りたいと思う。が、なぜか、大学院修了後、国立保健医療科学院、国立精神保健研究所など厚生労働省の3つの研究所で医療政策研究の分野で10年働く。その10年の中で、教育にも使えて、高齢化や平和といった持続可能性の問題の解決にも使える紛争解決学の分野と出会う。2008年より熊本大学大学院社会文化科学研究科准教授(紛争変容・平和構築学)。イースタンメノナイト大学では、修復的正義の祖父と呼ばれるハワード・ゼア氏のもとで学ぶ。

 

 

◆場 所 :Zoomを使用してのオンライン開催です。

 

◆日 時 : 2024年1月24日(水)18:30~20:30

 

◆参加対象者: 弁護士、司法修習生、ロースクール生、学生

 

◆参加費 :ベンラボ会員・司法修習生・ロースクール生・学生:無料
非会員:5,000円【同時入会の場合無料】

※ベンラボ年会費は10,000円

 

○お申込み
⇒ FAX:03-5911-3217
⇒ フォーム:https://ssl.form-mailer.jp/fms/9e09443b170975
※開催前日(1月23日)18時までのお申し込みをお願いいたします。
お申し込みの方に、Zoom参加用URLをお送りします。
※スムーズな確認のため、司法修習生・ロースクール生・学生の方はお申し込み時に備考欄等に記載いただけると幸いです。
当日お昼12時までにZoomURLが届かない場合は、迷惑メールフォルダを確認のうえ、お早め(セミナー開始時間前)に事務局宛にメールください

 

○お問合せ
⇒ メール:info@benlabo.org (ベンラボ事務局)

 

【ZOOM勉強会】「女性弁護士のキャリアデザインPart2~実践編」開催のお知らせ

2023-12-10

2023年12月20日(水)開催決定!

 

 

概要

今年9月に「業界分析と事例からわかる!リアルを見つめて考える 女性弁護士のキャリアデザイン」の本が出版されました。その著者の林千賀子弁護士によるお話です。ジェンダー平等が求められている今日、保守的とも言われる法曹界で女性が家庭生活や子育て、様々な偏見の中で仕事をすることにはまだまだ大きな困難を伴います。今回はその実践編として、前回も登場された離婚問題等を中心に活動される(沖縄は離婚率が日本一高い県です)林千賀子弁護士(沖縄弁護士会)に、女性弁護士ならではの苦労や悩み、地方都市での女性弁護士として活動する意義や課題について掘り下げてお話していただきます。

後半では、それぞれの参加者のお悩み相談や経験交流を予定しています。

女性弁護士はもちろんのこと、男性弁護士、司法試験受験生、ロースクール生、学生の参加を歓迎します。

 

講師

 

林千賀子弁護士(ゆい法律事務所 ・沖縄弁護士会)

 

2005年に弁護士登録(旧60期)、2014年にゆい法律事務所に入所。

相続・遺言、離婚・子どもをめぐる紛争などの家庭の事件や男女間トラブル等を多く手がけるとともに、交通事故、その他事故(医療事故、施設事故など)、借金整理、各種契約をめぐるトラブル、不動産関係などの一般民事を幅広く取り扱っている。また離婚問題・遺言相続問題・憲法問題などについて、講演活動を行っている。沖縄弁護士会「両性の平等に関する特別委員会」委員長、同会「性の多様性を尊重するWG」座長を務める。

 

◆場 所 :Zoomを使用してのオンライン開催です。

 

◆日 時 : 2023年12月20日(水)18:30~20:30

 

◆参加対象者: 弁護士、司法修習生、ロースクール生、学生

 

◆参加費 :ベンラボ会員・司法修習生・ロースクール生・学生:無料
非会員:5,000円【同時入会の場合無料】

※ベンラボ年会費は10,000円

 

○お申込み
⇒ FAX:03-5911-3217
⇒ フォーム:https://ssl.form-mailer.jp/fms/9e09443b170975
※開催前日(12月19日)18時までのお申し込みをお願いいたします。
お申し込みの方に、Zoom参加用URLをお送りします。
※スムーズな確認のため、司法修習生・ロースクール生・学生の方はお申し込み時に備考欄等に記載いただけると幸いです。
当日お昼12時までにZoomURLが届かない場合は、迷惑メールフォルダを確認のうえ、お早め(セミナー開始時間前)に事務局宛にメールください

 

○お問合せ
⇒ メール:info@benlabo.org (ベンラボ事務局)

 

2017年11月25日(土),26日(日) 人権研究交流集会@大阪にご参加下さい。

2017-08-21

人権研究交流集会@大阪で分科会「人権活動のできる法律事務所経営~人権擁護の砦を守るために~」
ベンラボが運営する分科会です。ぜひ、ご参加を。

Facebookページ

https://www.facebook.com/jinkensyukai/

公式サイト

http://jinkensyukai.com/

▼第16回人権研究交流集会▼

日程 2017年11月25日(土)午後 分科会
   11月26日(日)午前 全体会
会場 大阪府教育会館「たかつガーデン」(大阪市内)

【動画配信】原和良弁護士出版記念講演会について

2013-06-16

2013年6月15日、当社団法人代表の原和良弁護士が、京王プラザホテルにて「弁護士研修ノート 相談・受任~報酬請求 課題解決プログラム」の出版記念講演会を行いました。

その際に行われた講演の様子をノーカットで掲載いたしますので、是非御覧下さい。
 
 

コラム:人権弁護士の生き残りをかけた取り組み!?/指宿昭一弁護士(暁法律事務所)

2011-12-01

◯司法修習生の35%が就職未定の時代

私が司法修習生(60期)になった2006年4月頃は、まだ、「即独」「軒弁」という言葉は一般的ではなかった。私は、当初から即独志望だったが、「即独」「軒弁」という言葉を初めて聞いたのは前期修習が終わる6月頃だったと記憶している。60期は、新旧の司法修習が初めて重なるため、その就職の困難は「2007年問題」と言われ社会問題になっていた。実際、修習修了時に就職が見つからず、弁護士登録時期を遅らせた同期弁護士を何人かは知っている。

 

しかし、今から考えると、当時はまだまだ牧歌的な時代だった。事務所経営のことなど何も考えずに立ち上げた我が即独事務所も、最初の2年間はそこそこ順調だった。3年目、4年目となるにしたがって、事務所経営はどんどん苦しくなってきている。困難で訴額の少ない事件の相談は沢山来るが、事務所を維持できるような事件の相談は激減している。修習生の就職問題の深刻さも、私たち60期の頃とは比べものにならないほど深刻化している。12月に登録予定の64期の35%の就職が未定だという。しかも、就職が決まったとされている65%の中には、即独、軒弁、宅弁もいるはずなのだ。

◯東京支部での議論からベンラボ設立へ

青法協東京支部では、弁護士激増(増員)問題について、例会や合宿で何度も議論をしてきた。支部には、私のような弁護士激増反対派もいれば弁護士増員賛成派もいる。制度論では、なかなか意見と方針が一致できないのが現実だ。ただ、この時代に、青年法律家が人権活動に取り組みながら、生きていくことができる仕組みを作らなければならないということでは一致していたと思う。支部としても、メーリスを通じた新人サポートシステムを作り、これから稼働させていこうとしているところである。

 

もう一つの取り組みが、ここで紹介するベンラボである。私は、原和良前支部長から「新人弁護士をサポートする団体を立ち上げたいので一緒にやろう。」と声をかけられ、この問題に熱意を持っている経営コンサルタント向展弘氏を紹介された。実は、当初は、「自分がサポートしてもらいたいくらいなのに、そういう団体の活動に割く時間は取れそうにない。」というのが本音だった。また、その頃、私は「人権弁護士、労働弁護士は、事務所経営のことなど考えずに、自らの信念を貫いて活動していけば、結果として何とか経営は成り立つはず。」という考え方をしていたし、「経営コンサルタントって、うまいことを言って沢山お金を取る仕事でしょ?」という偏見を持っていたので、あまり近寄らないようにしようと考えていた。

 

ところが、自分の事務所の経営上で色々と問題があり、向氏に相談して解決の方向が見えたことにより、考えが変わった。「人権派弁護士こそ、経営の戦略・戦術を明確にして、事務所経営を健全に行うべきだ。」と考え、自分自身が学びながら、新人・若手・それ以外の弁護士と共に、事務所経営を改革する団体を作ろう。」ということで、この団体の立ち上げに加わった。

◯未来の弁護士のあり方を真剣に考えるコミュニティ

ベンラボの正式名称は一般社団法人弁護士業務研究所で、弁護士のサービス向上を支援する非営利法人である。成長意欲の高い弁護士が集まり、未来の弁護士のあり方を真剣に追及するコミュニティをめざす。発起人は、原和良弁護士、向展弘コンサル、私である。
吉田悌一郎弁護士にも理事に加わって頂き、今後、社員を募集していく予定である。
年内に弁護士のためのお悩み相談会を3回開催し、来年から本格始動する。

 

活動の柱は、
 ①メンバー同士の共同受任の機会の提供
 ②スキルアップグループ勉強会
 ③コンサルによる個別相談、研修、ビデオセミナー
を考えている。

 

興味のある方は、私まで問い合わせを(ibu61@nity.com)。

 

文責:指宿昭一弁護士(暁法律事務所)

 

コラム:弁護士の失業

2011-05-16

かつて弁護士は、難関の司法試験を突破し、法律の専門家としてあこがれの職業であった。少なくとも私が、弁護士として仕事をスタートした1995年当時はそうだった。ところが、今は、弁護士資格を取得しても就職先がないという事態が数年前から社会問題になっている。

もちろん資格があればいつでも登録・開業できるのであるが、頼む方としては、一生を左右するトラブルを新米の弁護士に依頼しようという気にはなかなかならない。

一般的には、弁護士は給与を保障されながら法律事務所で経験を積み、その中で自分の技量とクライアントを獲得していく(事務所で給与をもらいながらオンザジョブトレーニング=OJTを積む弁護士を居候弁護士=イソ弁と業界では呼んでいる)。

しかし、2004年から、司法試験制度が変わり、旧来の司法試験制度と並行してロースクールを卒業して法曹資格を得る道が開かれた(新司法試験)。当初は、医師国家試験と同じようにロースクールを卒業したら8割~9割が司法試験に合格する構想であったが、生き残りをかける大学ではロースクールとその定員が乱立したため、今は20%強の卒業生しか合格できないという深刻な矛盾が出ている。

この司法改革は、規制緩和の一環で、弁護士も市場競争にさらされる中で、サービスの向上が図られるという考えのもとで導入された。確かに、弁護士がその特権にあぐらをかいて市民サービスに消極的だった面があることは否めない。しかし、競争の結果被害を受けるのは市民であることもこの司法改革の重大な矛盾である。就職先のない弁護士は、事務所に無給で机だけ置かせてもらうか(軒を借りるという意味で「ノキ弁」と言われる)、いきなり自宅やオフィスを借りて独立する(即独立した弁護士という意味で「ソクドク弁護士」という)しか道がない。市民は、手術をした経験のない弁護士の実験台にされることになる。

生まれた時代が違うだけで、人権や社会正義にためにいい仕事をしたいという志をもった後輩たちが、苦労している姿を見るのは本当に痛々しい。そんな後輩の事件や就職の相談がわが事務所には集まってくるのだが、全員を事務所に迎え入れるほどの力は私にはない。

4月に、弁護士業務研究所(略称「ベンラボ」)と社団法人を仲間と一緒に立ち上げた。事務所の枠を超えて、駆け出しの弁護士の相談や研修、事件の共同受任(OJT)、経営のノウハウを共同研究しようということを目的とした組織である。

市民には、弁護士が増えたと言ってもあまり実感がないだろう。「弁護士とは自分の人生に関係のない存在」「できれば関わりたくない人」という意識が大半であるし、必要と感じていても、「いい弁護士がいない」「気軽に相談できる弁護士に出会ったことがない」という人がほとんどであろう。いい弁護士が増えることは、市民の潜在的ニーズであり、いい弁護士が増えれば泣き寝入りしている権利が実現できる可能性は広がる。弁護士の数が増える中で旧来の狭いパイを取り合うのではなくて、仕事(市場)を創造する中で、新しい弁護士業務のモデルをつくることが今、法律事務所に求められている。

(文責:原和良)

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