運営理念
【MISSION】
ベンラボは、弁護士が「基本的人権を擁護し、社会正義を実現する」という使命を果たすための、弁護士が共同で運営する『非営利の相互支援コミュニティ』です。ベンラボは下記の取り組みを継続的・発展的に実施します。
- 1. Be(在り方) 弁護士としての姿勢の探求
- 2. Do(やり方) プロとしてのスキルの研鑽と顧客サービスの改善
- 3. Have(持ち分) 法律事務所としての経営基盤の強化
※経営基盤とは:適正な人材/健全な財政/有益な情報/機能的な外部ネットワーク/適切なハードウエア/的確なシステム・ソフトウエア等(=経営資源の質的拡充)
【STORY】
弁護士法1条1項は、弁護士の使命について次のように規定しています。「弁護士は、基本的人権を擁護し、社会正義を実現することを使命とする。」
ベンラボは、この弁護士法がうたう弁護士の本来の使命を全うするために、弁護士が相互に研鑽するための組織です。
そのためには、まず何故自分たちが弁護士として存在するのか、何をやるために事務所を開設するのか、それぞれの弁護士の存在意義、あり方(一言で理念とでもいいましょう)について議論し、またその理念にしたがった実践ができているかをお互いにチェックします。
私たちは、法律のプロフェッショナルです。いかに立派な理念があっても市民から信頼されるに足る確かな技術(スキル)がなければプロとして評価はされません。弁護士は、一生が勉強です。信頼されるに足るスキルを身につけるためベンラボは、相互研鑽を重ねます。
弁護士(法律事務所)は敷居が高い、と批判されます。私たち弁護士が、今まで特権の上にあぐらをかいていなかったか、市民の批判を真摯に受けとめる必要があります。誰でも気軽に利用できる身近で頼りがいのある司法は、市民に一番近い場所にいる私たち弁護士が代わることによりまず実現に近づきます。ベンラボでは、弁護士による市民サービスの向上を目指します。
どんなにいい理念やスキル、市民サービスがあっても、それを提供し続けるためには、弁護士、法律事務所の経営基盤の安定が不可欠です。自分も職員も、使命感に燃えて生き生きと働ける職場、家族が安心できる職場をつくるために、継続的に人権擁護と社会正義の実現に従事できるようにするために、ベンラボは、弁護士がお客様の適正な報酬に支えられ、効率的合理的な経営ノウハウを習得する中で事務所経営基盤の強化を追求します。