※緊急企画※【公開勉強会】「コロナ不況から中小企業を救済するための破産手続きのテクニック」開催のお知らせ

2020-04-29

2020年5月7日緊急開催!

コロナウィルス感染の拡大、事業活動の自粛により中小企業・事業者の中には、資金的見通しがつかずに経営破たんするところが、来月以降増大するのではないか、と予測しています。この間の営業自粛までまだ健全経営であった企業は、全力で生き残りの策を探るべきですが、他方で元々リスケジュール中で経営改善の見通しが厳しかったところなどは緊急金融支援策である融資や保証協会保証が難しく破産手続という選択もやむを得ないというケースがあります。

破産というと禁句、一生の終わりというイメージがありますが、破産制度の一つの目的は「債務者の経済生活の再生の機会の確保」にあります。私は、申立代理人として25年間、破産管財人として20年間、破産手続の実務に携わってきました。今の裁判所のマニュアル的な破産処理には疑問があり、裁判所や破産管財人とは否認権訴訟などで結構激しくやりあってきたこともあり、数年前から管財人の打診は来なくなりました。破産法ギリギリのところで、債務者・経営者の利益・再生を守る立場で業務を行ってきました。

破産法は、うまく利用すれば、経営者を救済することもできます。私も、別会社や協力会社を使って、在庫や営業を譲渡し、経営者の事業や労働者の雇用を守りつつ、不採算部門を破産させてきた経験がいくつもあります。そのような経験を生かして、破産手続をうまく利用して、無駄な金融機関への返済や税金・社会保険料の支払いをチャラにして、強みと機会を最大限に生かした再生をどうしたら図れるか、についてノウハウをお伝え出来る機会があればと思っています。

裁判所の運用もコロナ倒産で大きく変わるし、変えなければならないと考えており、その原動力は、苦境に苦しむ経営者でありその代弁者である弁護士・弁護士会であると考えます。

ベンラボでは、これから増大するであろう法人破産申立て向け、実務に精通した弁護士を育成すべく、緊急企画を持つことにしました。経営者の相談に日々対応されている他士業の方々の参加も歓迎します。

※Zoomを使用してのオンライン開催です

講師プロフィール

原 和良 弁護士

弁護士法人パートナーズ法律事務所所長
(ベンラボ代表理事)

1963年佐賀県生まれ。早稲田大学法学部卒。司法研修所47期。
1995年弁護士登録(東京弁護士会)。
2007年2月パートナーズ法律事務所設立。
2012年1月弁護士法人パートナーズ法律事務所設立。
労働事件(労働者側)、公害事件、ちかんえん罪事件などを手がける。
東京高裁で逆転無罪判決をとり、映画「それでもぼくはやっていない」のモデル事件の一つとなったちかんえん罪事件の弁護人。現在は、中小企業の法律・経営問題、海外進出の援助、若手弁護士の指導・育成などに力を注ぐ。

【所属団体等】
日本ペンクラブ会員。東京中小企業家同友会理事。福島県中小企業家同友会会員。
人を大切にする経営学会会員。一般社団法人弁護士業務研究所代表理事。
青年法律家協会弁護士学者合同部会議長。
司法修習生給費制廃止違憲訴訟東京弁護団長。福島原発事故津島被害者弁護団共同代表。

◆開催方法 : Zoomを使用してのオンライン開催です。

◆日 時 : 2020年5月7日(木)17:00~19:00
※いつもとは異なる開催曜日・時間帯ですのでご注意ください。

◆参加対象者: 弁護士、司法修習生、ロースクール生、その他

◆参加費 :
ベンラボ会員・司法修習生・ロースクール生・学生:無料
非会員:5,000円【同時入会の場合無料】
※ベンラボ年会費は10,000円(同一事務所2人目以降5,000円)
↓ご入会お申し込みフォームはコチラ↓
https://www.benlabo.org/recruitment/

○お申込み
⇒ FAX:03-5911-3217
⇒ フォーム:https://ssl.form-mailer.jp/fms/9e09443b170975
※開催前日(5月6日)18時までのお申し込みをお願いいたします。
お申し込みの方に、Zoom参加用URLをお送りします。
※スムーズな確認のため、司法修習生・ロースクール生・学生の方はお申し込み時に備考欄等に記載いただけると幸いです。

○お問合せ
⇒ メール:info@benlabo.org (ベンラボ事務局:西山)

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