【ZOOM勉強会】「裁判官の身分保障と市民的自由を考える」開催のお知らせ
2022年3月23日(水)開催決定!
概要
岡口基一裁判官(仙台高等裁判所)は、女子高校生が殺害された事件のツイッターへの投稿などをめぐり、遺族からの訴追請求を受け、裁判官訴追委員会により弾劾裁判所に訴追されました。(資料:法と民主主義 2021.10月号/岡口J弾劾裁判についての記事)
今月(3月2日)には、第1回期日が開かれました。
弾劾裁判所は、衆議院及び参議院からそれぞれ7名ずつ選出された14名の裁判員で構成され、「裁判官としての威信を著しく失うべき非行があったとき」には、裁判官を罷免することができる制度です。過去には、収賄や児童買春などの犯罪行為に関与した裁判官が罷免の対象となっていますが、今回のようなSNSによる一個人としての表現行為が訴追の対象となるのははじめてです。
当日は、弁護人の野間弁護士と新潟水俣病訴訟を事務方として支援する萩野直路さんに事件の背景と問題点についてお話を伺います。萩野さんは,岡口基一裁判官が担当し、原告全員の認定を命じた新潟水俣病行政訴訟控訴審判決(確定)(平成28年(行コ)第259号)が一連の水俣病訴訟の中でも公平だと言えると弾劾裁判所宛の意見書を作成されています。
報告者
野間啓弁護士(岡口基一弾劾裁判弁護人)
萩野直路さん(新潟水俣病訴訟を支援する会事務局)
◆場 所 :Zoomを使用してのオンライン開催です。
◆日 時 : 2022年3月23日(水)18:30~20:30
◆参加対象者: 弁護士、司法修習生、ロースクール生、学生、テーマにご興味のある方
◆参加費 :ベンラボ会員・司法修習生・ロースクール生・学生:無料
非会員:5,000円【同時入会の場合無料】
※ベンラボ年会費は10,000円
○お申込み
⇒ FAX:03-5911-3217
⇒ フォーム:https://ssl.form-mailer.jp/fms/9e09443b170975
※開催前日(3月22日)18時までのお申し込みをお願いいたします。
お申し込みの方に、Zoom参加用URLをお送りします。
※スムーズな確認のため、司法修習生・ロースクール生・学生の方はお申し込み時に備考欄等に記載いただけると幸いです。
※当日お昼12時までにZoomURLが届かない場合は、迷惑メールフォルダを確認のうえ、お早め(セミナー開始時間前)に事務局宛にメールください
○お問合せ
⇒ メール:info@benlabo.org (ベンラボ事務局)