【ZOOM勉強会】「世界の紛争解決学の潮流から学べ!依頼者満足を劇的にアップする、これからの事件観!紛争変容への招待!」開催のお知らせ
2022年10月26日(水)開催決定!
概要
日本では「紛争解決」というと弁護士の専権業務を考えられがちで、すなわちそれは「法学」の領域と考えられがちですが、欧米含めて世界には「紛争解決学(the study of conflict resolution)という学問体系が成立しています。法学のみならず、心理学、社会学、文化人類学、コミュニケーション学が参入した学際分野です。
今回は、日本で唯一の「紛争解決学」の大学院を持つ熊本大学大学院の石原明子准教授を迎え、紛争現象=コンフリクトをあらゆる側面から、捉えなおし、従来の弁護士業務で何ができていて、何ができていないのか、今後、弁護士の業務の可能性を無限大に広げるために、どのような可能性があるのかを、学問的に掘り下げて、弁護士実務に活かしていただこうと思います。
<キーワード>
① コンフリクト解決(resolution)から、コンフリクト変容(transformation)へ。
② 権利ベースドアプローチから、ニーズベースドアプローチへ。世界の紛争解決の潮流は、権利論ではない!
③ 弁護士の強みと弱みを知ることが、顧客満足の第一歩
④ 納得と満足の解決と和解のカギは?
⑤ 訴訟 VS 対話
講師
石原 明子 先生(熊本大学 准教授)
東京都生まれ。国際基督教大学教養学部理学科卒業(教養学士)、京都大学大学院文学研究科修了(文学修士)、カリフォルニア大学バークレー校公衆衛生大学院修了(公衆衛生修士)、イースタンメノナイト大学大学院 紛争変容・平和構築大学院資格(修復的正義・開発学)
京都大学大学院時代の高校非常勤講師の時代に教師が天職だと感じ、自分で将来は学校を創りたいと思う。が、なぜか、大学院修了後、国立保健医療科学院、国立精神保健研究所など厚生労働省の3つの研究所で医療政策研究の分野で10年働く。その10年の中で、教育にも使えて、高齢化や平和といった持続可能性の問題の解決にも使える紛争解決学の分野と出会う。2008年より熊本大学大学院社会文化科学研究科准教授(紛争変容・平和構築学)。イースタンメノナイト大学では、修復的正義の祖父と呼ばれるハワード・ゼア氏のもとで学ぶ。
◆場 所 :Zoomを使用してのオンライン開催です。
◆日 時 :
2022年10月26日(水)18:30~20:30
◆参加対象者: 弁護士、司法修習生、ロースクール生、学生、テーマにご興味のある方
◆参加費 :ベンラボ会員・司法修習生・ロースクール生・学生:無料
非会員:5,000円【同時入会の場合無料】
※ベンラボ年会費は10,000円
○お申込み
⇒ FAX:03-5911-3217
⇒ フォーム:https://ssl.form-mailer.jp/fms/9e09443b170975
※開催前日(10月25日)18時までのお申し込みをお願いいたします。
お申し込みの方に、Zoom参加用URLをお送りします。
※スムーズな確認のため、司法修習生・ロースクール生・学生の方はお申し込み時に備考欄等に記載いただけると幸いです。
※当日お昼12時までにZoomURLが届かない場合は、迷惑メールフォルダを確認のうえ、お早め(セミナー開始時間前)に事務局宛にメールください
○お問合せ
⇒ メール:info@benlabo.org (ベンラボ事務局)